さよなら3月

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笠間アカデミーから鹿児島の天空の森音楽祭への一週間。
キツくて、そしてまた充実した時間だった。
笠間アカデミーには3日間しか時間を取ることができなかった
朝から夜まで10レッスンを弾き続ける過酷な仕事であったが、
笠間で長く働いているピアニストの河地さんに色々と助けていただいた。
休憩時間のちょっとした息抜きや食事中のおしゃべりなど、
彼女のおかげで楽しく過ごすことが出来た。
少し年下だけれどもキャリア的には大ベテランで、頼りになる存在だしとても親切。
きつい仕事を楽しく出来ることはとても重要だと思う。

天空の森は鹿児島の霧島にある。
天空の森は一つの山で、その山(東京ドーム3つ分くらい)を自然を残しつつ素晴らしいリゾート地に作り上げられている。宿泊は3棟しかなく、360度の眺めが楽しめる。
そこで毎年3月の終わり頃に小さな音楽祭があって、濃密な時間を過ごす。
お客様も自然の中に身を置くことでリラックスしているが、我々演奏家も
山や木々を見ながらの演奏会で精神的に素の自分に帰る気がする。
あの空間に身を置くことが私は大好きで、いっぱいいっぱい呼吸をして
体の中の酸素を全て入れ替えた気持ちになっている。
そこで4日、3回のコンサートをして東京に帰ってきた。

その足でトヨタマスタープレイヤーズのリハーサルへ。
バッハのドッペルコンチェルトで久々のチェンバロ。
ウィーンフィルのメンバーの芳醇な響きを背中に受けて弾くのはとても快感だった。
ツアーは4月2日の仙台、6日大阪、7日福岡、8日東京サントリーホール。
4回バッハを弾くのも嬉しいけれど、4回後半の指揮者なしの田園を聞くのがすごく楽しみだ。

そんな中、指が化膿してパンパンに腫れてしまった。
痛くて痛くて仕方がないので大嫌いな病院へ。
抗生物質をもらって飲んでいる。
明日くらいには腫れがひいてくれるといいな。
練習できないと不安になって精神的に良くない。

3月が終わると恐怖の4月がやってくる。
頑張れ、私。


CD情報

諸田由里子 ピアノ・リサイタルII
ドビュッシー「版画」

2010年1月25日発売。
諸田由里子 ピアノ・リサイタルII
ドビュッシー「版画」イメージ
ショパン:ノクターン No.1Op.9-1 No.4 Op.15-1 遺作 マズルカ No.32 Op.50-3 モーツァルト:ピアノソナタ第13番 B-dur K.333 ドビュッシー:アラベスク 版画 月の光
WWCC-7633 ¥2,625(税込)


Profile


諸田由里子 Yuriko Morota
ピアニスト Pianist

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