自由って何か??
この「自由」っていう言葉を考えまくっているこの2月。
性格に言うと1月と2月ってところだ。
チェロの倉田澄子先生から伺った話なのだが、小澤征爾さんが若手チェリストの宮田大くんに
「もっと自由に。もっと自由に!」と何度も何度も言ったそうだ。
そのアドヴァイスを受け、宮田くんは考え、勇気をもって素晴らしい演奏をしたらしい。
その演奏を聞けなかったのが本当に残念だが、その話を聞いてからというもの「自由」というのが頭から離れない。
「自由に!」と言われて、まずやってしまうのは簡単に崩してしまうこと!
音楽には型があって、それを知らずに自由に崩してしまうのは型なしである(この言葉は玉三郎さんのパクリなのだが・・)
ならばどうすればいいのか。
もちろん、こんな難しい質問に簡単に答えが出るはずはない。
でも、一つ思うのは深いってことではないか?
深い思い。クレッシェンドや転調やメロディーを深く思ってやりきる。
その「思い」が強ければ強いほど自由に近づく。
テクニックがないと(表現の引き出しが少ないと)その「思い」を間違ったやり方で表してしまう。
そうすると「型なし」である。
例えば、アレグロ。アレグロの表示に「生き生きと」という意味があるのは知っている。
でも、心の底から生き生きと感じて弾いているか?
早い音の羅列にならずに、一つ一つの音が次の音へむかっているか。
音楽は全ての要素が関連ずけられていなければいけない。
その深い思いが一瞬も途切れる事なく、そして型の中の一番ぎりぎりの大きなところで
やりきるのが自由への第一歩な気がする。
全てのものから解き放たれて、自分の思いを曲に寄り添いって、心の底から自由に演奏する。
今の私の大きな大きな目標だ。
今年一年かけてこの「自由」を追求しようと思う。


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