1年半ぶりの再会は嬉しい。
島村楽器のピアノセレクションセンターでのコンサート。
ピアノセレクションセンターというくらいだから、ピアノがダ~~~っと並んでいる。
その姿は圧巻。その中で一台一台弾いていったら、ピアノって全てが性格も音もタッチも違うんだと
わかってもらえるのではないかしら?
今日のピアノはスタインウェイのDで1956年のもの。
島村楽器の鈴木さんが直接ルクセンブルグまで買い付けにいったらしい。
すごく質も状態もいいピアノだった。音色も豊か。
今日の私の中でのメインはシューベルト。
このシューベルトの即興曲が大好きなのだが、精神的にきつい曲で、
特に第1曲目は何か恐怖感や孤独との内なる戦いのようだ。
タンタンとけれど立ち止まる事なく歩いていくこの曲を練習しているとだんだん精神が鍛えられていく気がする。
最近、とみに自分の本番の出来がよくわからない。
終わって「どうだったかしら?」と思う事がしばしばだ。
うまくいったとかイマイチとか、昔はなんで思っていたんだろう?
もしかしたらミスの数で判断していたのかしら?
このごろは毎回毎回、精一杯やったけどどうだったかな???という不安になる。
ここセレクションセンターの石塚さんこそが、今回のコンサートを企画から開催まで頑張って下さった。
彼女が喜んで下さったのが本当に嬉しかった。
信頼している方との仕事は頑張る事も嬉しい。
島村社長ともお食事をさせて頂いたが、彼一代で島村楽器をここまでにしたとは思えないような
優しい感じのダンディな方だった。
本当に音楽が好きで、コンサートにも月に何度も足を運ばれるそうだ。
「好きな事じゃないと頑張れませんよ」とおっしゃっていたのがとても印象的。
社長さん自ら、音楽好きでコンサートに足しげく通うっていうのが素敵だし、きっとそんな所にも
一つの音楽教室から日本全国140店舗ほどの楽器店になった島村楽器の今日の成功の一つの要因がある気がした。
ピアノという楽器を通して人と人がつながっていくのって素晴らしい。


コメントする