Thanks 熊本!

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私をいつも鍛えてくれる地、それが熊本だ。

ここで演奏することで、自分の一年の勉強具合、成長具合がわかる。

出来るようになったこと、今後必要なこと、まだまだ勉強しなければいけないこと、

本当に色んな事がわかる。

こういう場所があるって幸せだなと思う。


坂本緑先生は御年還暦!なのにリサイタルをして、そして何よりそのレベルを保っていることに

本当に尊敬を覚える。

私は彼女の凛とした生き方が好きだ。

妹のような気持ちで、あたかも親戚の家にいったかのようなくつろぎ方で、リハーサルのみならずお食事までお世話になっている。

そして、本番での一言一言の緊張感。

細い声質なのだが、どこまでも一直線に声が通って行く。


勝部先生の豊かな表現力は一緒に弾かせていただく度に身にしみる。

そうか、音楽ってこうやって出来ているんだと思う。

演奏会後の打ち上げで「もっと歌がうまくなりたい」とおっしゃって、いつまでもその気持ちを持ち続けていることに感激した。

こうして心から尊敬出来る音楽家の、そして人生の先輩がいるのは幸せだ。


今回ご一緒出来たピアニスト、島優子さんにも刺激をうけた。

熊本在住のピアニストだが、音楽に誠実で、一本筋の通った強い何かを持っていらっしゃる方だ。

その人間性やピアノに対する姿勢に感心して、熊本に来てこうして出会えたことに感謝したい。

そして桐朋の後輩にあたる柴田遥子さん、トランスコンティネンタルDUO、彼らのおかげでコンサートの楽しさや魅力は間違いなく増えたと思う。


他にもあげるときりがないほど、沢山のかたにお世話になった。

県立劇場関係者、調律師の平井さん、熊本ピアノの森永さん、小山幼稚園、

そして私のようなどこの大学の先生でもないピアニストのレッスンに生徒さんを送り出した先生方。

心からの感謝を申し上げます。


前回、熊本ラーメンの「黒亭」に行ったので、今回は「大黒」に行った。

おいしかったなぁ。熊本に行くと一度はラーメンを食べたくなる。


次回、また熊本に来てピアノを聞いていただくその日には、今回よりもっといい演奏を!と固く心に誓った旅になった。



CD情報

諸田由里子 ピアノ・リサイタルII
ドビュッシー「版画」

2010年1月25日発売。
諸田由里子 ピアノ・リサイタルII
ドビュッシー「版画」イメージ
ショパン:ノクターン No.1Op.9-1 No.4 Op.15-1 遺作 マズルカ No.32 Op.50-3 モーツァルト:ピアノソナタ第13番 B-dur K.333 ドビュッシー:アラベスク 版画 月の光
WWCC-7633 ¥2,625(税込)


Profile


諸田由里子 Yuriko Morota
ピアニスト Pianist

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2011年11月

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