「楽しいこと」が好きだ

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10月に入った。

あっという間に時が過ぎていく。


恒例の「まだん陶房」の作陶展の季節だ。

私は今はこの作陶展に出すのを目標に陶芸を続けている。

というのは、なかなか忙しくてコンスタントに通えない中、

この展覧会にだけは絶対出すことを目標にしていないとやめちゃいそうなのだ。

陶芸が好きだし、仲間が好きだし、やめないことを目標にしている。


私は趣味が結構多い。

好きなものややりたいことが沢山ある。

趣味を持たずに音楽やピアノに全てを捧げる方がかっこいいなと思ったときもあったが、

ある時、人間には色んなタイプがあって、一つのことをしている方が身につくタイプ、

いくつかの事をやることで多面的に物事を学んでいくタイプがあると知った。

どう考えても後者だな。


陶芸は形になって現れるのが特徴だ。

立体の感覚。

陶芸を見るのが大好きだし、触るのが大好き。

作るのは正直、プロとの違いをまざまざと見せつけられる機会だ。

それでも楽しい。あーだこーだと考えながら、土と釉薬との相性を探りながら、

下手なりに思い悩むのが楽しい。

ほとんどが思い通りにいかないけれど、たまに「あっ、まぁまぁいいじゃん!!」って

嬉しくなる焼き上がりがあると、それでもうご機嫌だ。


そして何より仲間だ。

みんな仕事も老若男女関係なく付き合える仲間。

なぜか「ゆりぴょん」と私を呼び、お互いの作品を褒め合ったりけなし合ったり、

「こうやってみたら、こんなになったよ」と教え合ったり。

みんながそれぞれの個性があって、素人の分、その個性がはっきり出ていて、

一人一人がみんな違って、それがすごく面白い。

毎年上手になっていったり、ある年にぐんぐんと上手になる人がいたり、

それぞれの人生のほんのちょっとの部分を共有している感じで楽しいのだ。


忙しくても、やめずにいるのはきっとその「楽しさ」があるから。

その「楽しさ」が私の人生に彩りを添えてくれるからだ。


CD情報

諸田由里子 ピアノ・リサイタルII
ドビュッシー「版画」

2010年1月25日発売。
諸田由里子 ピアノ・リサイタルII
ドビュッシー「版画」イメージ
ショパン:ノクターン No.1Op.9-1 No.4 Op.15-1 遺作 マズルカ No.32 Op.50-3 モーツァルト:ピアノソナタ第13番 B-dur K.333 ドビュッシー:アラベスク 版画 月の光
WWCC-7633 ¥2,625(税込)


Profile


諸田由里子 Yuriko Morota
ピアニスト Pianist

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2011年10月

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